得勝寺にスリランカから仏舎利が鎮座された経緯をお話するのに、
同国出身の僧侶ティサワ・サミディを抜きには語れません。

スリランカ仏教界のエリートとして希望に胸を膨らませ
日本に留学した彼でしたが、外国の青年僧を受け入れてくれる寺院は
ありませんでした。

それは同じ仏教国でもスリランカと日本では、あらゆる面で形式が
異なっていたからです。 


1番右の僧侶がティサワ・サミディ、
中央が得勝寺住職の本荘了淳

数え切れないほどの寺院を門前払いにされたサミディと
得勝寺を結びつけたご縁も、また不思議なものでした。

当寺では首都圏で社会問題になっている孤独死、
身寄りのない方のお骨の引き取り運動を行っております。

市町村の行政を通した依頼も多いのですが、千葉県のある
区役所から「スリランカの青年僧を受け入れてもらえないだろうか?」と
相談がありました。

彼はスリランカでも将来を渇望されている優秀な僧侶でした。
そのひたむきさと熱心な姿勢に心を打たれ、同じ仏教徒として
微力ながら彼の役に立ちたいとの想いから、
受け入れを了承したのです。

そして幾年かの月日が流れたある日、サミディの師である
スリランカの大僧正から贈られたのがお釈迦様の遺骨、
当寺にご安置されている真正仏舎利になります。

仏舎利を得勝寺にお迎えするにあたりスリランカを訪れた私達一行は、
行く先々で手厚い歓迎を受けます。
それはまるで国賓を招くがごとく、こちらが恐縮するほどの
盛大さでした。


大僧正にご挨拶する得勝寺一行


式典中の模様。盛大なパレードに本庄住職も恐縮しきり


世界でも数えるほどしか存在しない真正仏舎利は、
仏教界では至高の宝物とされています。

特に仏教国スリランカでは国宝に準ずるだけに、
贈渡の式典も国を挙げてのものになると説明されました。

得勝寺ではスリランカの人々から受けたご恩に報いるべく、
日本・スリランカ仏教交流センターの設立を目指しております。

皆様もはるばるスリランカから渡来された仏舎利を、
是非1度お参りください。


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